2年ぶりの家族でのキャンピングカー旅。思ったこと、感じたことを書きながら、どんな場所だったかを振り返ります。
家族旅行の参考にしてみてください。
目次
1.経路と旅程について
今回の旅を地図で振り返ってます。全長1500キロ。1日目は夜に出てひたすら足摺岬に向かいました。
旅程はいつもは私が立てるのですが、旦那にもやってもらおうと思い、今回は旦那にお願いをして
費用も含めてエクセルにまとめてもらっています。エクセルは気が向いたらここに掲載しておきます。
経路はA:足摺岬 B:桂浜水族館 C:室戸岬 D:廃校水族館
下の旅程は私が振り返ってまとめました。
2.キャンピングカーを借りてから準備まで
キャンピングカー旅はこれて3回目。借りる時にキャンピングカーの説明が結構あるので、2時間を想定してます。ちなみに借りに行くのは旦那の分担。運転も旦那です(大型免許持ってますが、普通免許で運転できます)あと必要な服や積み込む荷物の準備は私がしています。積み込みもだいたい2時間くらい。5月で重要なのは布団の選定だと思っています。
停止直後はエンジンが暖かいため暑いのですが、朝方急に寒くなります。なので、要らないと思っても毛布は持っていきましょう。そしてマイ枕があると寝心地抜群。
あるといいものなどは、東北旅の一番最後のpostを参照ください。
今回キャンピングカーの中で朝ごはんなどを作る予定だったので、それだけで荷物が増えます。
また、特別に準備したのは海に行く予定だったので下のような荷物を用意しました。
・マリンシューズ
・観察用のバケツ
・網、軍手、タオル
・ビーチグラスなどを入れる入れ物
あまりたくさん持っていくのも大変なので、できるだけ少なく持っていくようにしています。今回はキャンピングカーにトイレがついているため、緊急時のトイレは持って行っていませんが、ついてない場合は持っていきます。ゴールデンウィークは特に、先に進めないくらいの渋滞を想定しておきたいので。
普段の休日は早朝の移動などが可能ならトイレが必要なのは渋滞時くらいなので不要だと思います。
3.旅行出発
当初、2泊3日の予定だったのですが、足摺岬までの距離から「絶対無理だろ~」となったため、2泊4日という旅程に切り替わりました。
11時に出発して、高速へ。京都から大阪に入り、兵庫、神戸を通り明石海峡、淡路島と順調に行きました。一応淡路島まで3時間と目安を決めていて(無理なら旅程変更)旅程通りに通過できたため、その先へ旅程をすすめました。
高知に入ってからはまず「どこを走っているのかわからない」状況だったので(夜中ということもあり) Googleアプリで見ながら走行。途中給油タイミングをミスしてしまい、残りのリッター数と燃費計算と、感覚でどこまで行けるかを計算しました。
やっぱり予定のインター降りるまでは足りなさそうということで、急遽途中のインターから降りてガソリンスタンドへ。今はスマホがあるため24時間営業のガソリンスタンドを見つけられるためとても便利です。
キャンピングカーの給油は特殊なため、できればフルサービスのスタンドで給油したいと旦那が言うので、フルサービスだとホッと一息。
また高速へ戻りました。朝方の移動はとてもきれいな景色に出会えます。朝早くに出る移動は本当におススメです。1日がちょっと長くなります。(夜中だって…)
一応旅の休憩地点の目的地である「ビオス おおがた」に、朝7時頃に到着。ここからまだ足摺まで1時間かかります。
子供たちは長距離移動に慣れているため、それぞれ後部座席で寝ていてくれます。途中 神戸の夜景などは見たいと言ったので起こしました。
長時間に慣れているためか。2人ずっと会話して座っていて(笑)終始 後部座席が、にぎやかです。長時間のドライブのBGMはいつもありません(笑)
もしくはDVDを静かに見ています。車酔いはしませんが、薬だけは車に常備してあります。
そうそう、毎回思うのですが、キャンピングかーは乗り降りのたびに靴を履いたりするのがめちゃくちゃめんどくさい笑(あえて書く)
4.足摺岬、SATOUMI、竜串海岸
どんな場所だった?
目的地の1つ目、SATOUMIという水族館に到着しました。ここの水族館は
日本で一番景色が綺麗な水族館でした。
こんなに、綺麗な水族館は初めてです。水族館は大阪の「ニフレル」風な感じで、タッチプールはコロナで触れませんでしたが、生きた大きなハチジョウダカラもいて、タカラガイの数が半端なかったです。
ウミガメが産卵に来る海岸なのでしょう。ウミガメもいました。
目の前の海には20種類以上の珍しいウミウシが住んでいて、運が良ければ前の海岸で見られるとのことでした。
私も見たかったのですが1時間探してタカラガイの殻しか見つかりませんでした。娘とはビーチグラス探しをしました。海にはサンゴや魚、ナマコなどが居て色々観察できました。本州の海の中でも、沖縄に近いイメージです。
写真のように海がブルーに見える時間は13時~14時くらいかな。
写真真ん中が水族館、左が観光案内所(外のシャワーが無料で使えます。)
左手が竜串海岸です。他にも見どころはあるのですが、今回は割愛します。
こちらは竜串海岸での1枚(息子です)
この日はお昼がちょうど大潮で干潮だったので、こちらでお昼まで遊んで桂浜に向かうことに。
お昼もここの駐車場で食べました。水族館内にカフェがあるのですが、外に数件食べ物が変える屋台があり、地元のお寿司などを打っている方もいたので私は地元のお寿司を買いました。4人分1,200円くらい。
お土産屋さんが結構ツボで、娘がやっていたガチャガチャが、めちゃくちゃよかったです(笑)
意外と食べるところが無くて食費は浪費しなかった旅でした。
5.桂浜水族館
どんな場所だったか?
同じ日に桂浜水族館まで行かないと、翌日以降の旅程に響いてくるため、桂浜水族館へ(正直めちゃくちゃ遠いです)
途中、足摺周辺の反対車線がとてつもなく渋滞していて、早朝移動をしてよかったと思いました。だいたい連休はそんな感じで田舎の観光地は混んでます。
移動すること約3時間(足摺からめっちゃ遠いです。)
桂浜水族館は高知県民の憩いの場所のイメージでした。道があまり無いため周りは渋滞していました。
愛知でいう「竹島」みたいなイメージです。ただ、海はちょっと波がきつめで砂利がいっぱいの海っぽくない海岸でした。(綺麗って聞いていたけどたぶん高知の人は足摺岬がかなり遠いので桂浜しか知らない人が多いのかなと推測)←高知の人がそう言ってたからね。ディスってないです。
桂浜水族館も愛知でいう「竹島水族館」のイメージでした。そこまで見どころは無いのですが(その割に高い)職員の方が頑張っているイメージでした。SNSだと人気はNo1のようです。
ここは、高知観光で行くというなら優先度低めでいいと思います。(がっかり具合がすごかった。)
桂浜水族館後は?
というわけで、桂浜水族館のあと、お風呂屋さんに行き、道の駅「やす」で車中泊をしました。旦那のサーチでは夜ご飯をここで楽しく食べる予定が…ゴールデンウィークのためお店がすべて閉まっている…とおもいきや、
カレー屋さんだけは開いていて、高知でなぜかカレーを食べました。ずっと徹夜の1日だったのでもう睡眠が限界でした笑
翌日は7時頃起床。車で朝ごはんを適当に食べ、そのうちに車を停めた前の特産品が売っているスーパーが開いていたので、万が一のことを考えてお昼のお弁当と食べれるものを購入(この選択が後から我が家のお昼を救ってくれました。)
ここでしか食べれないものを~と、おいしそうなシラスも購入。(これが半端なく美味しいシラスでした。今までで1番美味しかった。)
6.室戸岬・廃校水族館
高知市の遊び場を少し見学してから
翌朝、旦那がどうしても行きたいと、高知にあるクラシックカー博物館に行きました。近くに人気の動物園があるようですが、動物園はすでに満車でした。ここは遊べる施設が近くに固まっている場所のようで、1日遊べるような感じでした。
世界クラシックカー博物館 | 創造広場アクトランド (actland.jp)
クラッシックカーを見てから、室戸に向かいます。室戸までまた遠い…
念願の室戸岬(台風で有名です笑)
室戸についたのはちょうどお昼。お昼ご飯予定の道の駅は満車でキャンピングカーが止められそうになかったので室戸岬にとりあえず行くことに。
室戸岬は、岩がいっぱいで、足摺とはまた違った景色が広がります。
ここから廃校水族館までは約20分。高知で恐らく当たり前の郷土料理?郷土アイス?のアイスクリンという食べ物を買って食べました。
20分の海岸沿いのドライブ、室戸からの海岸は波や風が強いのか、崖が多く民家が少ない景色でした。駐車場に着いたらまずご飯。朝に買ったお弁当を食べました。
廃校水族館に到着。(開校からずっと行きたかった水族館)
ここはちょっと思い入れのある水族館だったので、ずっと行きたいと思っていました。
廃校になった学校を町の人が水族館にしたという水族館。中はすごくきれいで、地元の小学生が作った装飾などが、またいい感じに展示されていました。イカ墨で書いた書道とかね。
お土産は1つしか選択肢がないんですが、いつも子供たちがお土産で時間を使うため私には嬉しかったです。(子供のお小遣いだから文句は言えません。)駐車場横には地元の人が出している簡単なご飯を食べるコーナーもあり、ここで昼食もいいなと思いました。
このあと、横の海岸で少し散策。足摺と比べると生物は少なめでちょっと波がきつい感じも受けましたが子供と散策するにはいい場所でした。
それからこの後、温泉に向かいます。
温泉までは30分ほど。このあたりはサーフィンのメッカらしく、サーファー向けの宿泊施設が多数あります。ドライブコースはハワイのノースのようなイメージの場所でした。
温泉はこちら。
こちらで温泉に入り、ご飯を食べる予定が…またもや夜はゴールデンウィークのため宿泊者しか受け入れが無いとのこと。(外にレストランの看板出してあったし…)というわけで、この日だけは地元の居酒屋に足を運んでみました。
家族でやっている、息子と同じ年くらいの子がお手伝いしている居酒屋で、新鮮な刺身や、子供たちが好きな焼きそばなどを食べました。
新鮮な魚が美味しかったです。そのまま、宍喰温泉の道の駅で車中泊。
7.鳴門海峡
朝早く起きて、この日は息子が見たいと言った「渦潮」を見に行きました。
6時には出発、鳴門海峡の公園に8時頃着いて展望台を見に行きます。
早朝だったこともあり、駐車場が無料でした。↑駐車場で記念撮影
300mほど展望台まで歩き、渦を見て戻ってきました。
※見たい方はできれば時間を調べて行ってください渦が見れる時間帯があります。
この後14時30分に自宅到着。いつも布団をコインランドリーに突っ込んでから、片付けをします。
17時30分に予定通りレンタカーを返却。最終日は家族でラーメンを食べて帰りました。
8.旅の振り返り
毎回旅をするたび、同じことを感じるのですが
観光地であってもそこは誰かの生活があって、みんなの暮らす街があって、同じ日本なんだなと。
日本はどこまで行っても同じ景色が広がります。(正直なところほとんど変わらない)
ただ、手付かずの自然が残っている場所もあったり、みんなの努力で素敵な水族館だったり。ちょっとハワイっぽかったり、ちょっと田舎だったり。
大きく変わるのは北に行ったら道端の草がフキノトウになったりはします。南に行ったらシダ系の植物。
海は南に行けば行くほど、貝やヒトデ、サンゴなどの生物が増えます。海は生物は違えど今はどこでも多くの生物を見つけることができます。
透明度も高い(昔は下水がそのまま海に流れていましたが、下水は処理水が放出されているため、愛知でも海がすごくきれいです。名古屋港にスナメリいるし。)
あと、その土地でとれる特産物の授業を小学校の時にしたけど、旅行をすればその土地でとれるものは意識しなくても目に飛び込んできたりもします。
自分が大学を卒業してからはずっと観光と言えば美味しいものだったけど、今は子供中心で、子供が楽しめる場所がメインです。
全体をみていた景色は、いつの間にか、足元を”じ~”っと見つめる景色になりました。
でも、足元をみるのも結構楽しい。そういう楽しみを知ることができたのも多くの旅をして色んな体験をしたからでしょうか。
答えは分かりません(笑)
みんなの人生がちょこっと違って多くのものができているように、そういう ちょっとした ことに気づいて楽しく過ごす人生って大事なのかもしれないですね。
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