積み立て投資が大切な理由(iDeCoと老後資金)

こんにちわ。2020年4月。私はもう10年近くiDeCoをやってきました。この中で思ったことや学んだことを少し書いていきます。

1.きちんと制度をしりましょう

iDeCoを20代後半で初めて早10年ほど。この制度は難しくはないのですが、用語が全部専門用語になっているので難しく感じます。

 

例えば「拠出」とか。拠出って単純に銀行からお金を引き落とすことを言っているんだけど、分かりづらいですよね。

 

あと、「60歳までやめられません」とかね。抽象的すぎる。

だって、掛け金はいつでも停止できるし、再開できるのに、60歳までやめられないってどういうこと?って思いますよね。

 

それは、60歳まで、例外を除いてお金が引き出せないことを言ってます。

(ここ、大事なのできちんと覚えておきましょう)

積み立てした年数が10年未満の方も60歳で引き出せないので注意しましょう。

 

基本的に掛け金の引き落としは自分でもコントロールしようと思えば、銀行にお金を入れなければいいので簡単にできます。

その月は引き落とされずに、翌月に多く引き落とされることもないのですから。ペナルティみたいなものもなくって。もし、毎月コントロールしたかったらiDeCoだけ引き落とす専用の口座にすればいいんです。簡単にコントロールできます。(※2020年4月時点)

2.10年でいくら貯めたの?

私は2人子供がいて、自分で自宅の住宅ローン控除を組んでいます。育児休業を取得しながら復職時は、ほぼフルタイムで働いてきたので節税メリットを考え、少ないときで0円「運用指図者(うんようさしずしゃ)といいます」(※運用だけする人)

 

多いときで23,000円を積み立ててきました。で、いくら貯めたの?となると、今自分のiDeCo口座に160万、旦那の方に3桁行かないくらい入ってます。

 

私は大学時代に地元のファッション誌に読者モデルとして載るくらい服が大好きだったので、かなりの浪費家です。でもそんな私でもiDeCoの強制力で貯められました

 

iDeCoから学んだことは本当に多くって。投資のこととか、経済のこととか。結局10年で老後資金を200万くらい貯めたけれど、その恩恵は節税で250万以上、知識の面では本当にプラスになっています。

3.結局どの金融機関がおすすめだったの?3社の経験から得たもの

私が10年前、iDeCoを始めたのは、「スルガ銀行」だったのです。選択肢が前はあまりなくて、最終的には2社くらい。当時、ネット銀行みたいなものが出てくる前だったので、あまりお金にならない制度を取り入れる銀行もなかったのですよね。ノウハウもないし。

資産50万以上だと金融機関手数料が100円になるとか、そんな条件付きだったのですが、一番有利だったスルガ銀行に。当時詳しい人なんて周りにいなかったから、スルガ銀行さんにはいろいろと聞きました。

 

今から考えると「え?そんなに高いの?」ってなりますね。スルガ銀行は数年前の不祥事が原因で、手数料「500円」に値上がりしています。ちょうど自分の会社が企業型に会社が加入したので、企業型の確定拠出年金に移管して、事なきを終えてますが。

 

それでも企業型は全ての手数料が会社持ちなのでメリットが出ますが、企業型のプランは、それぞれ独自の商品と手数料で構成されているので、一長一短な感じもします。

 

選択する商品の内容が違うので、欲しい商品がないこともあります。保険会社のプランもあるのですが、元本確保商品といって、いわゆる「貯金」みたいな立ち位置の商品が、「保険」という内容もあります。

 

保険だとしても基本的には元本保証なので一緒ですが、貯金ではないので不思議な感じもしますよね。

今は転職したのでSBI証券のiDeCo「セレクト」に移管しましたが、商品も手数料も今までよりずっと良く感じます。ほしい商品がきちんとあって投資信託の手数料が安いのもいいと思います。

4.掛け金を一時停止したときのことを伝えます

掛け金を停止したのは昨年の5月頃、一旦パート勤務でメリットが出なくなるので拠出をやめました(運用指図者)。その間は自分のiDeCo口座にお金があるのを動かせるだけになります。銀行からは引き落としがされません。

 

こうなると、投資だけでお金を増やせるのかと思い、やってみました。スイッチングは自由にできるので、多いときで+20万、いまは+1万くらい(コロナ相場ですから)になりました。

運用指図者も悪くはないものです。

 

それから、今年になって、収入が少し増える見込みが出てきたので、運用指図者から拠出に変更しました。変更するときは手数料は不要なのですが、金融機関から正式に基金連合会の方へ申請するため、2か月ではなく3か月くらい変更に時間が必要でした。掛け金の変更は年に1度です(12月~11月までの区切りが正式。企業型はそれぞれ違います)

 

証券会社の見解とここは若干タイムラグがあるので、基金に対しての変更があるかないかで時間差ができることも覚えておくといいです。それは新規加入も同じく基金連合会に申請するので3か月後に引き落としが始まると思った方がいいです、それとタイミングによっては最初だけ2か月分になる可能性もあります。ここも金融機関に確認しておくといいですね。

5.長く続けてよかったこと、失敗だったこと

長く続けてよかったのは、先ほども書きましたが

 

①きちんと貯められたこと、金融の知識がついて、ほかにも貯められるようになったこと

②知識を生かして仕事ができるようになったこと

 

この2つが大きいです。また、失敗だと思ったことは

 

①お金を引き出したいときに引き出せないこと

 

実際は一度も引き出したいことはなかったですが、これからあるのかもしれません。でもその強制力がなければ、私のような浪費家が貯められることはなかったとも思います。

 

ただ、掛け金のわりに、本当に学ぶことが多く、はじめた方は難しいけど楽しいイメージがあるのではないのでしょうか。毎月の掛け金を勉強代だと思って始めるのもおすすめです

 

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