iDeCoの手数料について、わかりやすく解説!

iDeCoの手数料、なぜその手数料が必要なのか、どんな時に徴収されているかわからない方は多いと思います。そんな方に手数料の内容を理解していただくことで、金融機関の選び方や積立方法を考える1つの選択肢を増やしていただけるように解説します。

1.まずはiDeCoの仕組みのおさらい

iDeCoは、老後資金を有利に積み立てられる制度。

 

国が後押ししてくれる制度ですので積み立てた分の税金が優遇されるというものです。60歳まで壊せない貯金箱にお金を入れ続けると、自分が支払った税金を国が還付してくれる。

 

それから、その貯金箱は投資信託に預けられる仕組みになっているので、運用してお金を増やすこともできるという制度になります。もちろん、貯金だけしていきたいという人にも定期預金という形で「元本確保」の商品も用意されています(一部保険や債券での運用となる場合も)

2.覚えておきたい3つの手数料の内容

では、本題に入っていきます。iDeCo手数料、大きく3つの手数料があることを覚えておいてください。

 

①国民年金基金が、拠出金を銀行から引き出す時の手数料

 

②信託銀行が資産を預かって管理するための事務委託手数料

 

③証券会社や銀行が口座を管理してくれる口座管理料(私たちが直接やり取りする事務手続きはここです)

 

iDeCoに関わっている組織は大きく4つあるのですが、主要な3つの組織に対しての手数料が発生します。(投資信託の手数料には触れていません。)

3.3つの手数料の金額

先ほどの3つの手数料がそれぞれいくらかかるか解説をしていきます。SBI証券の例になります。

 

まず

 

①の国民年金基金に103円

 

②の信託銀行に入金されて64円

 

③はSBIの場合は無料となります

 

ということで月々拠出している人の手数料が合計167円となります。

 

よく比較サイトなどで見る数字は、この①②③を足した数字になるのです。

また、2019年9月時点での手数料となるので、消費税が上がったことによる変更があるかもしれません

4.拠出(お金の積み立て)は毎月しなくてもいい?

あまり知られていない知識になるのですが、2018年から始まっているiDeCoの「年単位拠出」の制度について触れていきます。この制度は毎月拠出しなくても、「自分で拠出月を決めて納めること」ができるというものです。

 

数か月間分の拠出金をまとめて拠出できる制度になり、過去に引き落としできなかった分にはまとめて支払えませんが、今後まとめて支払いをしたいときは使える制度になります。

 

また、運用指図者の方は、申請した後の拠出金に関しての適用になります。

考える際には年単位で考えていく必要があるので、毎年1月~12月を1つの区切りとしていただくといいと思います

 

12月は必ず拠出しなくてはいけないというルールがあります。拠出日に銀行にお金が入っていない場合には、再度引き落としができません、拠出しないことになるだけですので、銀行残高はしっかりとチェックするようにしましょう。

5.拠出の方法で変わる手数料

先ほど説明した年単位拠出、手数料を削減する効果もあります。

3番で解説した手数料の金額を思い出してください。国民年金基金の手数料は拠出時だけ必要になるので、拠出回数を減らしたら手数料が減るというもの

 

103円に関してはiDeCo加入者は全員一律なので、年単位の拠出を利用するとだいたい1000円を節約することができるようになります。10年で1万、だいたい20~30年の制度利用になると思いますので、2~3万円。

 

ただし、年単位拠出に関してはデメリットもありますので、念のためデメリットも確認して納得した上での設定をしましょう。

6.年単位の拠出をするときに考えたいデメリット

メリットとして、手数料を削減することを書きましたが、ほかにも色々なメリットがあります。

下にまとめたので参考にどうぞ。

 

また、大きなデメリットの1つとして「ドルコスト平均法」ができなくなることを書いていますが、資産配分を全額元本確保にして、毎月決まった日にちでスイッチングを自分でしていくと「ドルコスト平均法」にすることができます。

 

ドルコスト平均法をしたいという方がいらっしゃれば、毎月の手間はかかりますが、やってみるのもいいと思います。

 

7.どうやって申請するの?

申請方法は、ご自身が加入した金融機関の窓口やコールセンターに電話をして、「年単位拠出をしたいので申請書類を送ってください」と伝えていただければと思います。

 

その時に1年のうち、どのようなスケジュールでの拠出をするかをヒアリングされると思いますので、あらかじめ自分の計画を立てておいてください。もちろん、12月の拠出は必須になります。他は比較的自由に決められる制度になります。

 

希望を伝えたら、専用の申込用紙を自宅に送ってもらえるので、返送して手続きは完了となります。また、変更までには2か月ほどかかりますので、その間の拠出などに関しても聞いておくといいと思います。

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