iDeCoはお金を銀行から銀行(証券会社)に移動すると4万??

iDeCoをなぜオススメするかの理由を書いていきたいと思います。

今回は誰でも理解できるようにわかりやすく解説していきます。

(2019/1月時点での制度に基づき解説しております。)

1.銀行から銀行(証券会社)にお金を移動すると年4万も??

細かく言えば収入や個人の状況によって変わりますが、シュミレーションでは年収400万のサラリーマンの方で見ています。
iDeCoは貯金などの「元本確保」型の商品も選択できるため、簡単に言えば
この制度を使って銀行(証券会社)にお金を移動させ、元本確保型商品を選べば、会社員の方で276,000円の控除という年末調整で引いてくれる枠を用意できるのです。

(もちろん投資商品を選択した場合にはリスクが伴います。ここでは節税額のみを書いています。)

この制度を使って年間276,000円だけ60歳まで引き出しができない銀行(証券会社)に預けたと思えば、控除を利用して年間4万、10年で40万、30年で120万(※)
お金を増やすことに成功するのです。

40000円から諸費用の2000/年を引いても276,000円移し替えるだけで年利13%!!

これほどいい年利の貯金は他にありませんよね。(元本確保商品を前提に書いています。)

※控除での還付額はそれぞれ異なります。別途ご試算をお願いします。

2.なんで4万もお得になるの?意味が分からないんですけど…

年末調整で引いてくれる枠と先ほど書きましたが、これは個人事業をしている方だと確定申告で利用できる枠です。

この枠ができることにより、掛け金を支払った分全額を控除、差し引いた額で税金を計算してくれるので(左上の白の吹き出し)その分税金が安くなるのです。(黄色の吹き出し)

実際には1月を境にしているので、iDeCoをかけ始めた翌年から税金が安くなるイメージになります。

3.その実力はNISA以上?NISAとの違いって?

iDeCoは全額非課税と、よく書かれていますが、どういうことかといいますと、

図の青の部分、通常投資信託や株で利益が出た分には税金がかかります。たとえば10万円儲かった場合
税金で約2割、2万円を税金として支払うことになります。手取りは8万です。

その税金の2万を支払わなくてもいいよ。利益10万をもらっていいですよ。という制度が
「非課税」の制度になります。

NISAでは毎年投資する金額が決められていたり、期間が決められていたりするのですが

iDeCoにはその期間も金額上限も設けられていないのです。

4.商品って1回設定したら変えられないの??それは自由です!

実は、証券口座と同じように、現金(元本確保商品)にしたり、投資信託にしたりすることは
とっても簡単なんですよ。

上の図みたいに、iDeCoの管理画面上で簡単に変えられます。(管理画面のログインIDとパスワードは加入後に送られてきます!)
この元本確保にしたり、投資信託を変えたりすることを「スイッチング」といいます。

拠出(積み立てがされることを拠出という)時の拠出金を投資信託にするか、元本確保にするかを

パーセンテージで設定することを「資産配分」といいます。

このスイッチングと資産配分、間違えやすいので注意してください。

また、運用機関によりますが、スイッチングには2週間~1か月くらい時間がかかることもあるので、時期やタイミングはしっかり見てください。
金額が決まる日も画面で確認できるようになっています。だいたい1営業日後の金額で決まると思っておいてください。

5.まとめ

簡単にまとめます!

銀行からお金をiDeCo口座に移し替えると

税金が戻ってくる。それは運用益とは違って自分の税金が安くなる分だから
(税金を支払っている人ならば)節税分はリスクがなく、確実に手に入るお金ということになる。

もちろん、投資信託商品にする場合はリスクがあります。元本保証型の商品にすれば投資リスクもありません。

銀行に年間276,000円使わないお金があるのなら、預け先を変えてiDeCo口座にすれば
年利10%を超える資産形成が可能に!ということです。

6.どこから加入すればいいの?おすすめは?

私が加入しているのはSBIになります。

以前、元本確保型商品が多くあると書きましたが今後廃止される予定だそうです。

(廃止と言っても、加入者の同意が得られない場合は廃止されないとのこと。)

 

SBI証券では加入に際して、セレクトプラン・オリジナルプランを選択する必要があり、

セレクトプランはeMAXIS Slim全世界株式やeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)があり、選択するには

セレクトプランがおススメ。手数料もオリジナル商品と比べて安くなっています。

加入するかどうか迷っている方は、まずは料請求だけでもされるのをおすすめします。

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