漢字検定10級を受ける方法

私の長男(小学校1年生)が漢字検定を受けるまでの経緯と、申込み方法や試験の時に付き添ってどうだったのか、後の結果の通知までをまとめました。

1.漢字検定を受けるきっかけ

息子が漢字検定を受けるきっかけは

小学校1年生の秋ごろ、懇談会で先生に

「漢字や書き順があまりできていません」

と言われたことから始まります。

本人はそんなに意識はないのですが、

どうしたら「もう少し意欲を持って」取り組めるかを考えました。

そこで、自分に自信がつけば、漢字を好きになり、楽しく漢字を書けると考えたわけですが。

決して無理やりではなく、自主的にできる環境を作ってあげたかったです。

「学校の勉強とは違うけど、漢字の試験があるから、やってみない?」と息子に話をしました。

amazonで探した問題集の画像を見せて、「こういうので勉強するんだけど…どうかな?自分の為にもなるし、きっと楽しいと思うから」と説明すると、息子はすぐ返事して「うん、やってみる!」

と言ってくれました。

同時に漢字検定を申し込んだので、これが12月初旬の頃の出来事です。問題集が届いてから試験まで約2か月。試験は2月初旬でした。

2.申し込み方法

漢字検定はネットで申込みができます。

漢字検定のHP

このリンク先から申し込むと、試験1週間前に受験会場や受験番号が書かれた受験票が届きます。

支払いも

・コンビニ払い

・クレカ払い

・楽天ポイント払い

などができます。

受験費用は1,500円(10級)2019/3現在です。

後に書きますが、安い割にしっかりとした採点結果が届きます。

3.勉強方法

勉強方法は、↓この問題集を1冊と、ネットで探した無料の模擬試験用紙で行いました。

10級のテキストは、このテキストに書き込んで練習できるようになっているので

この1冊で十分テスト勉強ができると感じました。

模擬試験は無料サイトから入手して印刷して使用しました。

【↓模擬試験などのリンク先】

ボールペン字漢字検定無料練習テキスト

一般社団法人 日本漢字習熟度検定協会

漢検過去問

それなりにできる子は、問題集が無くても、模擬試験だけでも大丈夫だと思います。

私は息子に「自分で勉強して合格する」という流れを伝えたかったので、問題集を使いました。

4.試験の1~2週間前

息子は、勉強していたりしなかったりと、私もあまり口うるさく言いませんでしたが、

試験2週間前くらいに最後のテキストのページまで行くように

「今日はこことここをやった方がいいから、頑張ってね」と話しかけました。

1週間前には、先ほどのリンクから印刷した模擬試験をもとに、勉強をしました。

2日前に最後の全体の模擬試験を2回ほど。

その中で苦手な漢字を重点的に練習させました。

やっぱり、習っていない漢字は苦手なようで1年生の最後に習う漢字は何度も練習を

するように伝えました。

5.試験当日の流れ、親がついていく?

当日は、公共交通機関で出かけました。

持ち物は↓です。

・筆箱、消しゴム

・受験票

・今まで勉強した問題集

愛知県は名鉄で「manaca」というICカードで乗れると思ったので、主人のICを持たせたところ、

「manaca」を子供が利用する場合は子供用のものでないといけないということが判明し、急いで切符を買いました。

会場までの経路や運賃についてもあらかじめ調べておきましょう。

また、私は付き添いとして会場まで一緒に行き、試験中は廊下でひたすら待っていました

2月という時期だったので寒くて辛かったです。

年小~低学年の受験のお子様が多く、お母さんも一緒に10級を受けている人も居ましたが、

ほとんどは、お子様だけでの受験でした。

試験前まではクラスにお父さんやお母さんも入ることができ、

自分の子供の様子は直前まで見ることができます。

試験監督の方も、子供が多く受けに来るということで、それなりに配慮してくださっていました。

また、廊下で待っているお父さん、お母さんがほとんどで、

事前に待合室などに入れたらその方が待っているのが苦痛ではないと思いますが、

とにかく、受験人数が多いので、試験後クラスから出てくる人が多すぎで身動きが取れなくなったので

できれば高学年くらいまでは受験会場の横で待っていてあげるのをおススメします。

息子の感想は、初めて受ける大学での受験にドキドキした様子でしたが、

試験後解放されて、とても嬉しそうだったのを覚えています。

勉強して良かったと思った」と言ってました。

6.結果を受け取る

結果は、だいたい1か月後に結果がインターネットで公表されます。

インターネットで見るときは受験票が必要なので、捨てずに取っておく必要があります。

また、インターネットで見られるのは「合格」か「不合格」のみ。

それから3週間後くらいに(試験から40日後に発送される)どの部分がどうできたか分かる詳細の採点結果が届きました。

また、その冊子の中に合格証などが同封されていました。

1,500円の受験料の割には、とても丁寧な採点結果が来たのは印象的です。

7.次回の9級に向けて

次回も息子は受けると言っていたので、次も同じく9級の問題集を取り寄せてあります。

年に3回の漢字検定なのですが、9級となると2年生の漢字の範囲となるので

1年生の漢字をやっと終えた息子には少し難しいと感じているのと、9級の次は8級になるので、

8級まで勉強などで長く時間が空いてしまうと、モチベーションの低下につながるのではないかと思っています。

次回2年生の6月の受験はやめて、秋くらいにチャレンジするのがいいのでは?と 母としては考えています。

もちろん、息子と相談しながらですが、漢字検定は試験の申込みの日にちが長いので考えながら受験をするか、しないか、判断できるのがいいですね。

また、高校受験や大学受験でも漢字検定の級によってはプラスに考慮してもらえるようで、高校生くらいの受験の子たちも多かったのが印象的でした。

いかがでしたでしょうか?

私も子供と一緒に漢字を勉強した約2か月、

やらないな~、できていないな~と、複雑な気持ちの時もありましたが、

ほんとに、おおげさかもしれませんが、

わが子、そんなに出来のいい方ではないので、最後まで一緒に頑張って歩んできた過程が思い出になりました。

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