子供のお小遣いの使い方を考える

いつもはお金の関連する制度の説明などをしていますが、

子育て真っ最中の私の視点で、我が家の小遣いのコラムを書きます。

1.お小遣いはどうやって渡している?

我が家は、7歳(1年生)の長男と3歳(今年年少)の長女が居ます。

お小遣いは、長男は朗読の宿題があるので、

宿題を1か月終えたら(1,000円)あげますが、

 

長男から「お小遣いください」と言われない限りはあげません。

(敢えて声も掛けません)

 

それから、お小遣いという枠では、

お年玉は全額子供たちのものにしています

 

昨年までの分は子供たちの口座に貯金してありますが、

今年から変更しました。

 

長女はまだ定期的にあげるお小遣いはありませんが、お年玉は自由に使ってもらいます。

 

長男はお小遣い帳を渡してお金の管理もさせています。

2.どうやって使い分けしている?

我が家は、出かけるときに「自分でお金を持って行ってね」と子供たちに話をしています。

例えば、水筒をいつも用意してあげるのですが、

それでも、行った先でジュースが飲みたくなったり、自分の欲しいものが見つかったりすることはあります

 

そんな時に、自分のお小遣いの中から本当にそれを買うのかどうかは、子供たちが自分のお金の範囲で選択します

 

必要なお昼ごはんや飲み物、最低限のお菓子などは用意して出かけますが、

それ以外の自分が欲しくなった時は自分のお小遣いから。というスタンスです。

 

そうすれば、お茶を持ってきたのにジュースが飲みたいと言っても、母としてイライラせずに済みます。

3.予算を決めることを覚える

私は、若かりし頃、衝動買いを頻繁にしていました。

予算ではなくて「今使えるお金」を使ってしまう性格だったので、

そうなるとお金は減る一方です。

 

そうではなく

一定のお金を残しつつ、今欲しいものを買うことを子供に伝えたいので

 

「今日使うお金」「残しておくお金」を意識させるために、出かけるときは声掛けをします。

 

今日どれだけ使うか考えていこうね。使うお金だけ財布に入れていこうね

こんな感じに声を掛けます。

 

子供たちに、「いくら必要なの?」と聞かれることもあります。

 

そんな時はインターネットでどのくらいのお金が必要かを調べてざっくり伝えてあげます

 

例えば、ジュースの自販機だけしかないような施設なら

「ジュースしか買う予定が無いのなら、500円あれば足りると思うよ」など。

それを聞いて、子供たちはいくら財布に入れていくかを判断します。

 

下の子はまだ分からないのでお金を見せて、これだけあれば大丈夫だよと教えてあげます。

4.予算を立てると、予算内で買えるものを選択できるようになる

テーマパークなどのミュージアムショップは、

子供たちにとってはワクワクする場所でしかないですね。

「あれも欲しい、これも欲しい」となります。

わが子たちもそうなります。

でも、このシステムにしてから

 

予算を決めて自分のお小遣いから使わなくてはいけなくなりました。

でもそのかわり、好きなものを買っても親に文句を言われなくて済みます。

きちんと上限額を把握して、その中で買えるものを選ぶようになりました

 

自分でレジに並んで買うのも、1つの勉強です。

3歳の娘は「お金を払わないと、この物 がもらえない」ということを理解してくれるようになりました。

5.子育てはうまく行かないことの連続

私もうまく行かないことは多くなります。

たとえば、周りがきちんとお小遣い帳をつけている中、息子は全然つけていません。

時々つけています。

「うまくいかないなー」とは思うのですが、

 

むしろ、

「うまくいかなかったこと」から学ぶことが多くあります。

それは子供自身が体験して、例えばお小遣い使いすぎちゃったら使えるお金が無くなるとか、そういうことですね。

 

だから、我が家ではなるべく見守ってあげることを心掛けています。

「それだとお金使いすぎちゃうからダメ、」

「そんなもの買ったらすぐゴミになるよ!」

とか

言いたくなるんですけどね。

子供のお金なので、だまって割り切って見ています。

 

子供が思ったとおり、納得してくれる時も多いですが、

泣き出して駄々をこねることもたま~にあります。

6.親が教えるより、セミナーで親と一緒に学ぶ

親から「こうしなさい」「ああしなさい」といわれるのは、

あまり気持ちのいいことではないと思います。

先にも書きましたが、私も言ってしまうことがよくあります。

 

親がなんでも決めてしまうより、子供が自分で意思決定をして選んでいくことはとても大切だと思います。

 

 

でも子供には「こうしなさい」「ああしなさいと」なるべく言わずに、

お金の大切さを伝えたいので

 

そのために我が家は、一緒にマネーセミナーに行って、学ぶことをしています

今までで子供と受けたマネーセミナーは5回ほど。

いつもと違う環境で、セミナー講師が分かりやすく話してくれることは子供にも響きますし、自分にも勉強になります。

 

一番いいと思ったのは、

より将来を意識しながら「学ぶ」ことの大切さを子供に伝えられることです

 

セミナーの後は家族で意見の交換をします。

思ったことや、やりたいことを同じ目線で話し合って、

ポジティブな意見交換をし合います。

 

(ネガティブな意見を言ったところで何も次につながらないので

子供のやる気を奪うだけだと思っています

ネガティブな例えは、「よそ事してて聞いてなかったね」とか。

そんな時はポジティブに「楽しそうに聞いてくれたね、ママも嬉しかった」とか。そんな感じで言い換えていきます。)

 

 

家族で学ぶことで簡単なディベートができたりもします。

マネーの話だけでなく人生観のようなものも伝えられていると感じます。

学校や習い事で学べないことって本当にたくさんあります。

そういった価値観を学びたければ今はセミナーを探していくのが私の中では一番だと思っています。

 

私はこんなサイトを見ながらセミナーを選択しています。

FPmama friends ←こちらから

いかがでしたでしょうか?

 

こんな感じで我が家は子供とお小遣いの話をしています。

 

すこしずつ、お金のことやお金の仕組みを学ぶ機会を作っていってあげれたらいいな~

と感じています。

 

焦らず、ゆっくりと。

 

少しでも参考になれば嬉しいです♪

 

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