のび太君のお母さんになりました。~のび太君はドラえもんが居ないとどうなるのか~

最近、息子のことを見ていると、ドラえもんに出てくる「のび太くん」そのものだと感じるようになりました。子育てのこと、ちょっと書いていきます。

のび太君って小学校中~高学年くらいのイメージなんですが、実在していたら小学校低学年の時はこんな子だっただろうなという話を

現実に実在するわが息子「のびた」(仮名)くん日記として綴っていきます。

1.0点の答案用紙を持って帰ってきた、我が家の「のびたくん」

さて、昨日初めて「0点」の答案用紙を持って帰ってきたのびたくん、ドラえもんの漫画のように、同じシュチエーションで床に“ぽいっ”と置かれておりました。

~これは!テレビで見た光景~

 

さほど驚かない母は、私です。先生には息子のことをたまに聞いていて、数日前にも

 

「テストの時にぼーっとしていて、たぶんテストの点数がよくないと思われます」

 

と教えていただいていたので。

 

…とはいえ、この0点の答案用紙、よく見たら何にも書かずに提出したようです。真面目に、悪気もなく提出した息子を想像していたら妙に笑えてきました。

2.母としての心境は?

いや、全くもって残念です。

心の中で天使と悪魔が交互に来て、こんなコメントをしていきました。

悪魔

勉強できない、0点の答案用紙なんて、マジでありえない。

みんな、当たり前にできているのにうちの子ったら。。

天使

この子はテスト中別の楽しいことを考えていたのかしら

点数で判断しないって、いつも言ってるじゃん。

本当に、複雑です。味わったお母さんしか分からないでしょう。人生に1度は経験するといいです。おすすめですよ。

3.子供と何を話したか。

「テスト中、きっと分からなくなって、そこからぼーっとしてなかった?」と聞きました。

息子は、そんな感じと説明してくれました。分からないんではなくて、脳が考えようとしない。そのほうが分かりやすい説明かと思います。

 

「何か書いてあって0点はいいけど、白紙で0点は良くない」

そんな感じで私ちょっと怒っていました。マジで考えたくないから私も思考ストップしました。

 

それから旦那には、0点の答案用紙は記念だから、とっておこうと言っておきました。

4.のびたくんってどんな子?

みんながドラえもんで見るのび太君、とちょっとシンクロさせて読んでもらいたいのですが、どんな子か書いてみました。

【私が思うのび太君の特徴(ドラえもんののび太くん)】

・とっても優しい、だからいじめられる

・善悪の判断がきちんとつく

・何かあった時にはリーダーシップをめちゃくちゃ発揮する

・きちんとした判断をしていける

・頭で考えるより、やってみてどうするか考える

・ドラえもんの道具や自分の興味のあることは、すぐに使いこなし、応用を思いつき、壊すまで遊べる

・女の子と遊ぶのも好き

・いつもテストで0点を取るが、頭が悪いわけではなく、勉強に興味がない

・自然や生き物が大好きで、そういうものを見て感動できる心がある

いいところだけ書くとすんごい、いい子だと思いませんか?うちの「のびた」くんもほぼ、特徴が一緒です。

 

こういう子の特徴として、見ていると一番顕著なのが「好きなことだけに集中できる」という特徴です。

勉強はどちらかというと苦手で、だから、自分の性格や意志でなくて、「脳がシャットダウン」(スリープ状態)するといった感じ。

 

自分の意志の範囲外で、されている感じがすごくあります。見ていて魂がごっそりなくなっている(ちょっとホラーすぎる表現)と言った方が合っているような。

5.強調するところが違えば、その子供は180度違って見えてくる

どらえもんが居るから、のび太君は主人公ですが、リアル日常生活の中ではきっとダメダメな子になります。わが子もそう。だいぶダメダメすぎるんで、教室の席は一番前の先生の前にしてもらっています。これは先生からの提案でした。

 

でも、小学生の時に先生や周りから「優秀」と言われる、いわゆる”なんでもできる子”になることがいいのでしょうか。ここには疑問があります。

 

できない子がいたから、ドラえもんのストーリーは生まれるのであって、その子の中ではそれでもいいんじゃない?むしろ楽しいんじゃない?なんて。

楽観的に見ることもできます。

6.小さなときに優秀でも、優秀じゃなくてもいい。

ちょっと話はそれますが、最近息子と「綿花」を育てている我が家ですが、種を蒔いて、水をあげ、15センチくらいになった時に間引いて1つの鉢に1本にしたんですね。↓間引いてすぐのころ

その時に、できるだけ真ん中に出た芽を残したかったから、大きくて元気な苗もあれば、小さくて枯れそうな苗も残ったわけです。

 

この時点で“あー面白いな!”って思って、

同じように水をあげて育てたら、結局一番元気だったやつが、一番小さく育って、あとの小さかった枯れそうな芽はとっても大きくなってきたのです。

 

大きな苗だから大きな実をつけたわけではなくて、小さくても力強い実をつけたものもあります。

 

世の中こういう話は、山ほどあります。アインシュタインだって小さな頃は手に負えない問題児だった。そんなことを考えていると、子育てって本当に奥が深いなって思えるようになってきました。

7.親にとって子育ては素敵なスキルや経験値

お母さんになってから180度世界が変わった私。

お金も、自分の価値観も、強烈にくつがえされていきます。

生きる上でこんな貴重な体験ができることは、自分の中で本当に宝物なんだと実感しつつ、今日も奮闘していきます。では、表題にあげた、ドラえもんが居ない状態の我が家ののびたくんの成長記録書いていきます。次回の、のびたくん日記をお楽しみに!

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