東日本縦断旅行記 ~初めてのキャンピングカー~ その4

目的地その3.十和田湖グリランドツアーと、恐山、キャンパーの聖地を目指して

なぜこの場所を選択したか?

まず東北旅を選んだ時にキャンピングカーの次に予約したのが、体験型のアクティビティーのグリランド。詳細は後で書きます。せっかく東北に来たのだから、体験型のアクティビティーをしたり、自然を満喫したい!と思いました。本当は十和田湖で2泊キャンプを楽しもうと思っていたのですが、想像以上に寒く、キャンプの経験値は少ないため旅程を先に進めることに。

 

「恐山」は旦那が東北旅をしたいと言った時に一番に行きたいと言った場所。日本3代霊山の1つで、「比叡山」「高野山」「恐山」とあるのですが、我が家は「比叡山」「高野山」はすでに行ったことがあるので恐山に行きたいということになった。

 

また、本当は行くかどうか悩んでいた大間は日程から考えて、ゆっくりできないかもしれないと思ったけれど、せっかくここまで来たのだから、行くことにした。泊まるのは「キャンパーの聖地」と言われている大間崎にあるテントサイトにした。

1.十和田湖グリランドツアー

体験型アクティビティーを提供しているグリランド。自衛隊がやっているという、日本では珍しいツアー。(写真はじゃらんから拝借)

↓じゃらんのサイトに飛びます

グリランドツアー

↑ここから予約ができます。じゃらんの限定クーポンを使うとお得!ツアー自体の値段は高めだと感じました。

 

計画した日程では、5月1日に十和田湖に着いていないといけないし、ツアーに遅れたらいけないので、ここまでは、きちんと旅程通りにこなしてきました。

 

当日の朝!!予想外の濃霧…濃霧の場合は運行しないと書いてあって、ギリギリまでどうかな?どうかな?と待つことに。でも、気温が少し上がるにつれて霧も少しずつ晴れてきたため、グリランド集合場所に行くことに。

 

少し早く着いたため、1本前のツアーに入れてもらえないか聞いたところ、空きがあればOK!とのことでした。寒いので私と息子は帽子をかぶって防寒対策ばっちりでいきました。(防寒対策があってよかった。)ポンチョなどは貸してもらえます。バスで乗り場まで移動して、RIBボートに乗る。乗船時の風景です↓

↓RIBボート。馬にまたがるみたいな姿勢で1人ずつ座る。初めて乗るボートにびっくりでした。

↑天気はそんなに良くなかったけど、それなりに楽しめました。運転しているのがアメリカ人のクルー。ガイドはとっても面白かったです。それにしても、帽子と手袋の重装備の私でも相当寒かったから、他の人は何もなく、、本当に寒そうでした。ツアーは集合場所から、戻ってくるまでが約1時間。

 

2.道中の奥入瀬渓流と、コインランドリーと昼食

グリランドを終えたら、そのまま恐山に向かうことに。道中、「奥入瀬渓流」(おいらせけいりゅう)をドライブできた。ここは、インスタのフォロワーさんにいいと聞いていた場所。

約15kmにわたって、渓流が続いている。子供には向かないかもしれないけど、子供が手が離れたらまた来たいと思うくらい、綺麗な渓流だった。

ただ、とても混雑しているのに駐車場が無く、対向車線の道路が路駐の車の影響でほぼ止まっていたため、行くときの経路は重要だと思う。

道路のすぐわきにある渓流。時々滝もあり、まだ新芽しか出ていないが、ハイキングするにはとてもいい場所だと思う。

 

それから、市街地に出てちょうどお昼だったので、昼食と服の洗濯をかねてコインランドリーに立ち寄ることに

コインランドリーには近くにスーパーやお弁当屋さんんがあるところが多く、この日もコインランドリー横のお弁当屋さんでお弁当を買い、食べている間に洗濯と乾燥を済ませた。

3.令和元年の5月1日に恐山へ

さて、ここから下北半島をひたすら北上する。どんな景色だろう、と思いながらのドライブで、海が見えるのを期待していたが、

ほぼ、海は見えなかった。道はひたすらまっすぐで走りやすかった。

↓赤のところが恐山、◎が大間崎のテントサイト。

道中、googleのナビを見ていたが、青森あたりから到着時間は あてにならなかった。だいたい、到着時間の+1時間以上を予定として見ておいた方が正確。

一応↓時系列でのアバウトな旅程

 

恐山に着いたのは16時頃だったような。そして、雨が降り始める。雨が降っていなければとっても綺麗な景色が見られる場所でもある。

私の写真はあまり映えてないので、よろしければこちらをリンクしておきます

恐山に行った方のブログ

寺名

恐山菩提寺

本尊

延命地蔵菩提

開基

慈覚大師円仁

本坊

曹洞宗円通寺

開山期間

毎年5月1日〜10月31日

開山時間

午前6時〜午後6時

(大祭典・秋詣り期間は別設

雨ザーザー降りの中、参拝してきました。

車の中に居てもわかるほどの硫黄臭がします。横の側溝↓は硫黄だらけ。

ちょっと触ってみましたが、すぐに手が赤くなったので、皮膚の弱い方は触らないほうがいいかと…

こんなに雨降っているんですが、ウィンドブレーカーで回る。

湖が横にあります。晴れていたらエメラルドブルーに見えます。

いたるところから、硫黄?硫化水素?が噴出していて日本でないような、不思議な場所でした。異世界に足を踏み入れたようなそんな感覚。ただ、あまり硫黄の風を受けていると、目の角膜がやられることもあるようで、特に小さな子が居たりしたらなるべく硫黄の煙からは避けてあげた方がいいかと。

 

それから、服に着いた硫黄臭がしばらく消えませんでした。

4.大間崎で過ごす特別な1日

さて、恐山でお土産を買ってから大間までが遠かった。ナビでは30分と出ていたが、お土産屋さんのおばちゃんに聞いたら1時間とのこと。きっと地元の方の話の方が正確だ。しかも行きの山道が思いのほか急な山道で、帰りの山道もそれなりに覚悟しなければいけないと思った。

 

下り坂が連続するところは、特にエンジンブレーキを使いながら下るほうが安全である。旦那はそのむかーし、エンジンのフェード現象?でブレーキが効かなくなったことがあるということで、長い下り坂はドキドキだった。どうしてもディーゼル車はエンジンブレーキも効きにくいらしく、ずっとブレーキを踏みっぱなし。

 

助手席で「大丈夫?」と話しかけるも…フェード現象が始まった時には、手遅れらしくブレーキがスカスカになるからと言っていた。車を止めるのも逆効果で、とにかく冷やした方がいいので走り続けた方がいいとのこと、かなり険しい山道と下り坂は30分以上続いたが、何事もなく海岸線に出ることができた。大間まではやっぱり1時間くらい。地図で見ると近く見えるが、本当に遠かった。

 

大間まで来たときにはもう日が沈むところ。温泉を探したが1か所しかなく、夜ご飯も食べれるところが分からず、温泉の手前のスーパーで夜ご飯の材料を買った。

大間マグロを買うのを想像していたが、大間マグロは200グラムで5,000円くらい(高い…)あったのは、大間牛!ネットで調べていたら、大間牛がおいしいとのこと、お寿司とステーキ肉を買って、そのまま温泉へ。

 

温泉は大間の地元の人やキャンピングカーで乗り付ける人も多く、わりと混んでいた。なんというか、市営プールみたいな感じのところだった。

 

温泉は?というと、シャワーで出るお湯までが温泉だった。正確にはシャワーがヌルヌルで(笑)どんなに洗っても、洗った気がしないくらい。初めての経験だった。それから、湯船のお湯が半端なく熱い。45度くらいあったと思う。入っていられずにすぐ出た。

おおま温泉

入館料金(税込み)

大人(中学生以上) 380円
小学生 330円
幼 児 170円

ここは、大間の地元の人が使っているようで地域の温泉という感じの内容だったが、とにかく温泉のお湯だけは、この旅一番良かった。

 

東北の温泉は脱衣所はロッカーでなく、籠しかないところが多いので、貴重品はなるべく持っていかないことをお勧めします。あと、ドライヤーに関しては添えつけのものを使ったので不要でした。あれば使えることもあります。

 

さて、この時点で真っ暗ですが、早めに大間崎のテントサイトで場所を取っておきたかったので、大間崎へ。テントサイトは無料で使えるキャンプ場で、24時間使えるトイレや炊事場が。

 

↓キャンパーの聖地と言われる大間崎のテントサイト。

大間崎テントサイト

場所 青森県下北郡大間町大字大間字大間平17-1
料金 無料
施設 炊事棟、トイレ、駐車場あり

 

場所もまだあったので安心して駐車スペースへ。夜ご飯はスーパーで買ったお肉をフライパンで焼いて、シンプルに塩&コショウで味付けして食べました。

 

冗談抜きで、本当においしいお肉でした。おいしかったのでネットで取り寄せようと思ったら、一般的に流通していないお肉のようで、大間に行った際に食べてください(笑)。お肉の脂までがおいしいお肉でした。

あとは、「ねぶたづけ」という松前づけとか、おつまみに食べながらお酒を飲みました。本州最北端の夜は、旅の目的地の1つとして、達成感がいっぱいで

 

本当にいい日となりました。

続きます

      

東日本縦断旅行記 ~初めてのキャンピングカー~ その5

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